目標を人に宣言する時に絶対にやってはいけないこととは?

目標達成のセミナーで
「あなたの目標をみんなの前で堂々と宣言しましょう」
みたいなことが言われます。

ぼくの見解としては、目標を人に宣言することは半分正しく半分間違っていると考えています。

なにも考えずに目標を人に宣言することは目標達成を遠ざけてしまうことに繋がります。

ぼくの結論としては
『行動目標は人に宣言するべき。
最終目標は達成するまで言わない。』
ことが一番いいと思います。

最終目標というのは
「10キロダイエットする」
「年収1000万円になる」
といった目標です。

行動目標というのは、最終目標を達成するための行動です。

例えば、
「10キロダイエットする」
の場合

「仕事の帰りに1駅分歩く」
「週に3回、ジョギングを30分する」

みたいな感じですね。


あくまで、最終目標である「10キロのダイエット」は人には言わないことが望ましいです。

なぜ、
『行動目標は人に宣言するべき。
最終目標は達成するまで言わない。』
これが一番いいと考えているのか説明します。

宣言することが目標達成に効果的な理由

目標を達成する確率を高めるには
『人に目標を宣言する』
ことが効果的であることは確かです。

特に自分の尊敬している人だったり
”宣言したことを達成しないと恥ずかしいと思える人”
に宣言することで目標達成確率が上がります。

『言ってしまったからには恥をかかないように行動しなくては』
という気持ちになるからです。

目標達成から逃げられない状況を作るということですね。

目標を宣言することが、目標達成に効果的な例としてビル・ゲイツのエピソードがあります。

マイクロソフト社がまだ無名だったときIBM社から
「OSの開発はできるか?」
と聞かれました。

ビル・ゲイツは
「できる」
と宣言しました。

実際には、開発が困難なプログラムでできるかわからなかった状態でした。

ですが、IBM社から仕事を取ればお金が入ってくることがわかっていたからなんとしてでも作ろうと考えたんでしょう。

その後、納期までに仕上げることができて、ビル・ゲイツは巨大な富を築いたと言われています。


目標を宣言することは、達成確率を高めることに効果的です。

しかし、
目標を宣言することにはデメリットもあります。

目標を宣言してはいけない理由

目標を人に宣言することのデメリットとは次の3つです。

1.好きなことが義務に変わってしまう
2.モチベーションが下がる
3.聞き手がドリームキラーになる

それぞれ、説明します。

1.好きなことが義務に変わってしまう

『目標を達成しなければいけない状況』
を作って、行動している時。

義務的に感じてしまう可能性が高いです。

好きなことでも義務的になると楽しさがなくなります。

子どもにゲームをやめさせた面白いエピソードがあります。

昔、先輩の息子さんがポケモンにどっぷりで、先輩の奥様が「ゲームは1日1時間!」「たまには外で遊びなさい!」と注意しても全然やめなかったという

そこで先輩が「ゲームの時間は無制限」「ただし1日☓匹ゲットをノルマ」「結果報告は毎日義務」「義務を怠ったら叱責」という方針に転化。最初は息子さんも大喜びだったらしいけど、休日も「ほら! まだポケモンやってないぞ!」と言われるうちに徐々に飽き、無事サッカー少年に転向したとか


義務的に行動した先に、目標を達成しても
『あれっ』
と、思ったほどの喜びを感じない可能性があります。


恋に恋している状態に似ているかもしれないですね。

大好きだと思っていた異性と、やっと付き合えた途端恋が冷めてしまったような状態

目標を宣言することのデメリットとして
好きなことが一つ減る危険があることでした。

モチベーションが下がる

知人に目標を宣言したところを想像してみてください。

どうですか?

モチベーションは上がっているでしょうか?

もし、モチベーションが上がるのであれば、この理由は当てはまらないのであれば大丈夫ですw

ぼくの場合は目標を宣言したことで満足してしまって、モチベーションが下がってしまいます。


モチベーションが下がる理由は
『モラル・ライセンシング効果』という心理が働くためです。

良いことしたら悪いことをしたくなる心理効果です。

食事の例をだすと
前日のメニューによって、今日食べるメニューが変わる研究があります。

例えば、
「前日は野菜中心のヘルシーなもの食べたから、今日はラーメンでもいいよね。」
という感じです。

目標達成についても
「目標を宣言した」ことに満足して、実際の行動を疎かにしてしまうことです。

聞き手がドリームキラーになる

『人は変化を嫌います』

それは、自分が変化をすることにも抵抗がありますし、周りの人間が変化することにも抵抗があります。


目標を宣言する相手がメンター(師匠)など、コーチングについて学んでいる人であればまだいいのですが、友人や身内に話してしまうと間違いなくドリームキラーになります

悪気なく、無意識的にあなたが目標を達成することを阻止してきます。

わかりやすく「お前には無理だと」言葉で言ってくるのはまだいいのですが、もっと無意識的に阻止してくる例もあるみたいです。

例えば、
あなたが男性で付き合っている女性に
「1年後に年収を10倍にするぜ」
と、宣言したとします。

口では「頑張って」と言います。意識的にも頑張って欲しいと思って応援してくれようとします。

ですが、彼女の無意識では
「年収が上がったら、もっとレベルの高い女性が寄ってきてしまって、相手されなくなってしまうかも・・・」
と、変化を恐れてしまいます。

そして、無意識的に彼の目標達成を邪魔してしまいます。


目標を宣言するにしても、言う相手は本当に気をつけたほうがいいです。

目標を言わないことのメリットとは?

目標を言わないということは、トラブルを避けたりするだけではなくて

それ自体にメリットがあります。

『自分の目標』って、友だちとかに言いたいですよね?

自己啓発セミナーで
「目標を宣言しましょう」
と、言われなくても話したりしますよね。

自分のことは友だちとかに知ってほしいと思うので。


『目標を言いたいけれども言えない』
この気持ちを行動力に変えるのです。

「目標が達成されるまで言わない」
と決めておくことで、行動力を手に入れることができます。

まとめ

あくまでぼくの考えですが
『行動目標は人に宣言するべき。
最終目標は達成するまで言わない。』
と考えています。

ちなみに、ぼくは2019年の目標をSNSにて
「サハラマラソンの申込みをする」
と、投稿しました。

サハラマラソンに出場するということは
・100万円の参加費
・最低10日くらいの自由な時間
・トレーニング
が必要です。


最終目標は達成してから友だちに話しましょう。

『実は、1年前に○○って目標をたてたんだけど、最近やっと達成したんだ』
と。


有言不実行ほどかっこ悪いことはないと思います。

不言実行こそかっこいいと思います。
かっこいい人になりましょう。